会社員からカイロプラクターへの転身 | まさきや 須藤 豊明さまインタビュー

こんにちは！ライターの前田です！

今回は須藤 豊明さんの開業秘話に迫ります！現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました！また、知られざる過去の話まで盛りだくさんになっているので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです！

前田: 本日はよろしくお願いします！

カイロプラクティックとの出会いは突然に

前田：まずは、この道に進もうと思われたキッカケについてお伺いしたいです。

須藤さん：はい、自分は会社員をやっていたんですが、実家が釣具店を営んでいて、昔から自営業に興味があったんです。それでカイロプラクティックと出会ったときに、伸びしろがある業界だと聞いて、独立してやってみようかなと思いました。

前田：体のことについての興味を最初から持たれていたんですか？

須藤さん：いえ、たまたまですね。ある時、SNSでカイロプラクティックをやっている人に誘われて一緒にやってみたという感じです。

前田：なるほど、突然だったんですね。元から自営業自体にご興味があって、そこで偶然にもカイロプラクティックと出会い、「これだ！」と思われたわけですね。ちなみに、カイロプラクティックについてはどのように勉強されたんですか？

須藤さん：とにかくセミナーを受けて技術を学んでいきました。知識もゼロの状態からだったので。開業して現場で仕事をしながら勉強していくような感じです。

前田：すぐに開業をされたということですか？

須藤さん：はい、まずは基本的なセミナーを受けた後に開業をしました。そこからステップアップのためのセミナーで勉強しつつ、現場でも学びながら必要な技術と知識を身につけていきました。

前田：いきなりの起業ということで、立ち上げの時に苦労したことや、大変だったことはありましたか？

須藤さん：そこまで大変なことはありませんでしたね。実家の一室から始めたので。釣具屋とカイロプラクティック、といった感じで打ち出していました。その後、別のところに店舗を持っていた時期もありますが、今は実家で営業しています。

全ては骨盤から始まる

前田：ご自身がやられている施術の特徴などを教えて頂きたいです。

須藤さん：そうですね。一般的に整体というのは、肩だけとか腰だけとか部位ごとなんですよね。でも、そうではなくてカイロプラクティックは全身のバランスを見ながらやるんです。その中でも重視してるのが骨盤なんです。骨盤の歪みを見て正しい位置に戻します。

前田：骨盤の歪みはどうやってわかるものなんですか？

須藤さん：触診でわかります。あとは見た目に足の長さが違ったりだとか。でも、見た目だけでは判断しづらいので、やはりちゃんと触って診ることですね。

前田：来院されるお客様の中で、一番多いお悩みはなんですか？

須藤さん：やっぱり腰痛が多いですかね。あとは肩こり、頭痛、首の痛み、そして坐骨神経痛とかもあります。

前田：肩こりとか上半身に症状を持つ人も骨盤を見るんですか？

須藤さん：そうですね。肩こりも骨盤の歪みからきている場合が多いですから。仮に肩だけ治したとしても、骨盤が歪んだままだと、またすぐに再発してしまいます。骨盤ありきなんですよ。そこを見て、全体を施術していく感じです。

前田：なるほど。ちなみに、お悩みを抱えているのは男性と女性ではどちらが多いですか？

須藤さん：圧倒的に女性です。年齢的には40代から50代の方が多いです。

何よりもお客様が喜んでくれること

前田：では施術されてきた中で、お客さんから言われて心に残った言葉や、一番嬉しかったエピソードなどはありますか？

須藤さん：そうですね。カイロプラクティックを全く知らなかったお客様が「カイロプラクティックってこんなに良いものだったんだ」と言ってくれたことですかね。やっぱり、喜んでくれることが嬉しいですよね。

前田：重たい症状の方は来られますか？

須藤さん：はい、いらっしゃいますね。ぎっくり腰の症状の方だったり、腰が痛くてほとんど歩けないような方もいます。あとは膝だったり、股関節が変形していたり…。

前田：そういった方は、施術ですぐに改善するものなんですか？

須藤さん：すぐ治る方もいれば、残っちゃう方もいますね。でも大体の方は楽になって帰っていきます。股関節の変形だと手術が必要な場合もあるので完治は難しいです。しかし幾らか症状を改善することはできますね。

前田：これまで、カイロプラクティックでやってこられて、重い症状の方も見てこられた上で、これからの目標を教えてください。

須藤さん：目標は、店舗を拡大していくことです。

前田：それはスタッフさんも雇って大きくするような形ですか？

須藤さん：現在の店舗は私だけで営業するスタイルを継続し、支店を展開したのちに、スタッフを雇い事業を拡大していきたいと考えております。

前田：なるほど、確かにスタッフがいると、また違う苦労も出てきますものね。今後は自分の道をさらに突き進めていくということですね。お話を聞かせて頂いてありがとうございました。

須藤さん：こちらこそ、ありがとうございました。