あなたの「駆け込み寺」でありたい 確かな技術で丁寧な治療 | 青山大橋治療院 大橋さまインタビュー

整体院

こんにちは!ライターの井ノ口です!

今回は青山大橋治療院 大橋さんの開業秘話に迫ります!現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました!ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!

青山大橋治療院

◯住所: 〒107-0062 東京都港区南青山2丁目7−5 南青山コンド 506
◯電話番号:03−3402−1477

井ノ口: 本日はよろしくお願いします!

声でその人がわかる!

井ノ口: 最初に、この道を目指されたキッカケからお伺いしたいと思います。

大橋さん: 私はクラシックの歌をやっておりまして、その時に師事していた歌の先生が整体にも詳しかったんです。身体が歪んでいると声が出ないということで、施術を受けたことがキッカケですね。結局、歌の道は諦めてしまったんですが、整体の方をやっていくことになりました。

井ノ口: 歌のレッスンの中で整体と出会ったのですね。

大橋さん: はい、その中で身についたことなのですが、人の声というのは、いったん身体の中で響いてから出てくるんです。なので、声を聞けばその人の身体の状態がわかるんです。身体に触れなくても、ある程度のことは情報として取ることができるんですね。

井ノ口: 声で相手の状態を把握できるんですか?今、こうして喋っていても私の状態がわかるのでしょうか?

大橋さん: そうですね、目がすごく疲れているのがわかります。あと、背中の張りが感じられるので姿勢が猫背に近いのかなと思います。

井ノ口: 確かに目も疲れてますし、猫背です!オンラインで会話しただけなのに驚きです!声に私の不調や癖が現れているんですね。

大橋さん: 実際にお会いしてお話すれば、もっと多くのことがわかります。例えば、音叉という調律の際に使う道具を二つ用意して、一方を机の上に置き、もう一方を鳴らした状態で近づけると共鳴が起きるんです。人間も同じことで、近づくことで共鳴するというか、周波数を共有できるんです。そこで相手の声の情報や、視覚的な情報で身体の状態を把握することができます。

井ノ口: 整体の業界ではあまり聞いたことのない方法ですが、とても面白いです。大橋さんが歌から整体の方へ舵を切られたのはお幾つの頃だったのでしょうか?

大橋さん: ちょうど30歳の時です。当時は資格を持っていなかったので、リラクゼーション系のお店で働いていたのですが、独立をしたいと考えるようになり、専門学校へ進みました。その後は、資格に沿ったところで働きながら学び、声と整体に関する独自の方法も深めていきました。

多角的な視点でみること

井ノ口: 開業されて17年とお伺いしておりますが、大橋さんのお店の特徴やこだわりについてお伺いしたいと思います。まず声で相手の状態を把握できるという、これ以上ない強みをお持ちの大橋さんですが、他にも強みがあれば教えて頂きたいです。

大橋さん: 実は、最初に話した内容、つまり声で判断していることについては、長く通って頂いている方以外には言わないようにしているんです。歌のレッスンを受けている方ならまだしも、パッとお会いした瞬間、いきなり声でわかりますと言われても信用し難いと思うんですよ。お客様にお伝えするときは、しっかり身体の状態の聞き取りをしてカルテを作って、それに沿ってお話させて頂いております。

井ノ口: 私は最初から大橋さんのお話に興味が湧きましたが、驚かれる方は多いかもしれませんね。他に私が気になったのは、ホームページでは股関節の可動域について重要視されていることでした。

大橋さん: はい、例えば理学療法士の方の見方ですと、足首の方から見ていって股関節に行き着くという形だと思います。身体を支えている下から見ていく、つまり土台から見るのですが、乗っかってくる上半身と押し上げる下半身の繋ぎ目である股関節に負荷がかかるのではないかということで、重点的に股関節を見ているんです。

井ノ口: 声で判断できるという能力と、整体的な観点との両方からお客様の身体をご覧になっているんですね。

みなさんの「駆け込み寺」であるために

井ノ口: これまでにお客様から言われて嬉しかったことや、記憶に残っているエピソードがあればお伺いしたいです。

大橋さん: こういった業種ではよくあることだと思いますが「駆け込み寺」として頼って頂くことがよくあります。こちらとしてはプレッシャーでもありますが、身体の状態が改善して明るい表情で帰って行かれるのを見ると嬉しいですね。

井ノ口: 長く通われている常連さんのような方はいらっしゃるのですか?

大橋さん: そうですね、10年ほど通って頂いている方もいます。運動をされている方で、週に1回の頻度で来て頂いています。

井ノ口: 週に1回で10年間ですと、かなりの回数になりますね。

大橋さん: 他にも、5年ほど来て頂いている方で、一度の施術時間が4時間を超えるんです。最長で7時間ほど施術したこともあります。

井ノ口: 7時間は想像を絶しますね…。

大橋さん: その方は今は40歳過ぎで、30代後半から通ってくださっているのですが、その時からエベレストに登りたいという夢をお持ちだったんです。そのために身体を作りたいと仰って、私もそのお手伝いをさせて頂くということで通われるようになったんです。

井ノ口: 面白い出会いですね。しかし、7時間は大変だと思います…。4時間でも想像できないくらいですので。

大橋さん: そうですね、ただ、メニューでは1時間で幾らという設定にしておりますが、実際に1時間でサクッと仕上げるのは難しいんです。大抵、終わってみると1時間を超えていますね。もちろん、1時間でお約束したのでそれ以上の料金は頂きません。父親が職人だったせいか、私も職人気質なところがあって、時間を超えても自分自身が納得できる施術をしたいんです。

井ノ口: 何よりも「完成度」にフォーカスを当てていらっしゃるところが本当に職人ですね。お話を聞いていると、大橋さんの施術を受けてみたくなりました。

降りていくエスカレーターを駆け上がる

井ノ口: 最後に大橋さんの将来の目標や夢についてお伺いしたいと思います。

大橋さん: まずは、とにかく探究心を持ち続けていくことですね。「駆け込み寺」として頼ってくれているお客様が多くいらっしゃるので、その期待に答えられるように施術師として学び続けていくことが大事だと思っています。

井ノ口: 探究心を大事になさっているのですね。

大橋さん: 断定してしまうことは諦めてしまうことに繋がると思っています。理想のイメージとしては、降っているエスカレーターを駆け上がっていく感じでしょうか。立ち止まったら、成長しないどころか下降するばかりなんですよ。それに常に新鮮な気持ちでいなければ、今を見落としてしまうと思うんです。「駆け込み寺」としてお客様はもちろん、自分自身が納得できる施術を目指すためには、それくらいの気持ちが必要だと感じています。

井ノ口: 声で身体の状態を把握できるというお話や、7時間という驚異的な施術時間のお話、そして「駆け込み寺」として完璧を目指そうとする大橋さんの飽くなき職人魂をひしひしと感じました。大変、興味深いお話をありがとうございました!

青山大橋治療院はこんな方にオススメ
  • 港区青山にお住まいの方
  • 肩凝り・腰痛でお悩みの方
  • 時間をかけてしっかり改善したい方
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