アトピーの方に川井筋系帯療法を | にいのみ整体院 新野見さまインタビュー

こんにちは！ライターの井ノ口です！

今回はにいのみ整体院 新野見さんの開業秘話に迫ります！現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました！

井ノ口: 本日はよろしくお願いします！

キッカケはお母さんの言葉

井ノ口: まずはこの道を目指されたキッカケをお聞きしたいと思います。ホームページでお母様の肩揉みや肩たたきをしたのがキッカケだと拝見したのですが、そのことも含めてお聞かせ願えますか？

新野見さん: そうですね…若い時、20代とか30代前半の頃は、ずっとフラフラしていたんですよ。フリーターで食っていっていたような。たまに、こんなことではいけないと思って就職してみるんですが、結局すぐに辞めてしまっていたんです。でも、その時に昔母親から、「整体などの治療関係」の道が向いているんじゃないのって言われたのを思い出しました。

井ノ口: 昔のお母様の言葉がずっとあったんですね。

新野見さん: はい。それで30代半ばで、本当に何とかしようと思って、川井筋系帯療法というメソッドのところに就職することになりまして、本格的にこの道に入りました。

井ノ口: なるほど。その川井筋系帯療法について、どのようなものかお聞かせ願えますか？

新野見さん: そうですね、少し施術的に変わった療法で、膝を持って股関節を中心に体を揺らしていくような施術なんですけれども。基本的には腰痛の改善がメインなのですが、面白いところでアトピー性皮膚炎や喘息に対しても施術効果があるんですよ。

井ノ口: そうなんですね！関連性があるのは驚きです。

新野見さん: 最初の1年半は本部があった渋谷で働いたあと、さいたま新都心へ転勤になり、5年ほど働きました。そこが店を閉めるということになりまして…独立しようということになりました。ただ、最初の4、5年はフランチャイズでの開業だったんです。

アトピー性皮膚炎のつらさに寄り添う

井ノ口: では独立をなさってから今までで、嬉しかったことや何か心に残ったエピソードなどはありますか？

新野見さん: いっぱいあります。もちろん痛みがある人を改善したというのもありますが、アトピー性皮膚炎を改善したというのが大きいですね。やはり、苦しくて辛い病気なので改善するとその後の人生が変わってくるんです。

例えば病院で処方された薬を塗っても治らないんです。逆に副作用が強くなってきて薬自体も聞かなくなる…。そこから解放されて、見た目も綺麗になって痒みもなくなると、本当に変わるんですよ。

井ノ口: なるほど。アトピー性皮膚炎と聞くと皮膚科というイメージでしたが…。

新野見さん: はい、病院では改善できなかったことが私のところに来て治った時の「ありがとう」は、本当に嬉しいですね。

10年目にして新しいことを学ぶ気持ち

井ノ口: では、新野見さんご自身の強みについてお伺いしたいと思います。川井筋系帯療法という以外で、施術の特徴などがあれば教えて頂きたいです。

新野見さん: 実は、1年半くらい前から外部の技術セミナーに行くようになったんです。それまでは川井筋系帯療法だけでやっていたんですが、自分がすごくできているような勘違いもあったと気がついたんです。もちろん川井筋系帯療法の技術は良いものなので、10年続けてこられたんですが、セミナーに行くようになって考えが広くなりましたね。いろんな先生がいて、いろんな施術があるんだなと。

井ノ口: なるほど、10年目にしてまた新しいことを学び始めたんですね。

新野見さん: はい。そこで学んだことを自分の技術とミックスさせるということをやっています。私よりもずっと長くやっている先生はたくさんいらっしゃるので、教えを乞いながら、自分の仕事に活かしていってます。

より多くの方を救うための訪問治療

井ノ口: 最後に、これから考えていることや、今後の目標をお聞かせ願えますでしょうか？

新野見さん: まずは痛みを良くすることに関しては、どこでもできるし良い先生もたくさんいらっしゃるんですよ。でも、アトピーや喘息はそれほど多くはないので、そこを強みとして今後も伸ばしていきたいですね。あとは、女性専用のアトピーの治療院を考えています。また、アトピーの人のところへ訪問する形を取るなどですね。やはり外出したくないという方も多いので。

井ノ口: 確かに、それは需要が多そうですね。

新野見さん: それに私が男性ですので、女性の方は肌を見せることに抵抗があったりします。なので、女性専用の治療体系は必要かなと。できるだけ、多くの悩まれている方に自分の技術が伝わればと思っていますね。

井ノ口: なるほど、ありがとうございます。非常に面白いお話をお伺いできました。少しでも多くの、悩める方が救われて欲しいと思います。