こんにちは!ライターの井ノ口です!
今回はChillin’ チリン横浜駅西口店 マッサージ 雨谷さんの開業秘話に迫ります!現在の施術方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました!ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!
Chillin’ チリン横浜駅西口店 マッサージ
◯住所: 〒220-0073 神奈川県横浜市西区岡野1丁目11−16 1F
◯電話番号:045−309−8941
インタビューを受けてくださった雨谷さま
井ノ口: 本日はよろしくお願いします!
開業以外は考えていなかった
井ノ口: 最初に、この道を目指されたキッカケからお伺いしたいと思います。整体のお仕事と出会った経緯、独立をしようと思われた理由などをお聞きしたいです。
雨谷さん: 私は高校までサッカーをやっておりまして、大学ではスポーツ医科学専攻に在籍していました。授業の中でスポーツマッサージなどを学んでいくうえで、将来は大学で身につけた知識や技術を活かし、開業をしたいと思うようになりました。
井ノ口: 学生時代からすでに開業を考えられていたんですね。
雨谷さん: はい、実家が自営業をしていたこともあって、店を持つということが独立だと思っていたからです。逆に毎日、スーツを着て満員電車に揺られ、会社に通うという考えは元からありませんでしたね。
井ノ口: ご実家が自営業をされていたという環境が、雨谷さんの独立の道を最初から作っていたのですね。そこから都内などで数々のお店に入り下積み時代を送られたと伺っております。
雨谷さん: はい、お世話になった多くのお店で学ばせて頂いたことが、今のお店に活きていると感じています。
日常を忘れ、リラックスするできる場所
井ノ口: 次に雨谷さんのお店についてお伺いしたいと思います。どのようなお悩みを抱えた方が多くいらっしゃるのでしょうか?
雨谷さん: 症状は肩こり腰痛など様々ありますが、症状がない方、リラクゼーションをしたいという方も多くいらっしゃいます。お店の名前にもなっている「Chillin’ 」という言葉には「何もぜずにゆっくりする」という意味が込められています。継続的に来られているのは、症状がある方よりも、症状がない方が多いように感じます。
井ノ口: 症状が改善された後、リラクゼーションを求めていらっしゃる方も多いのでしょうか?
雨谷さん: そうですね、癒しの場として長くご利用頂いているお客様もいらっしゃいます。あと、整形外科さんや他の専門的な治療院さんとも連携しているので、こちらでは症状が重すぎると判断した場合は、そちらをご紹介させて頂くこともあります。
井ノ口: それは助かるというか、お客様も安心ですね。
香りの効果を活かした施術
井ノ口: お店の強みやこだわりについてお伺いしたいと思います。施術面などで、ここに力を入れているというようなことがあればお聞きしたいです。
雨谷さん: 施術時にアロマの精油を用いて、香りの療法を行っています。コットンに精油を染み込ませたものを胸元に置いて頂き、香りを感じながら施術を受けて頂くんです。お客様の身体と心の状態に合わせた香りを選ぶことでリラックス効果も高まり、施術の効果もより高まりますね。
井ノ口: 施術と香りの相乗効果が得られるような感じですね。初めてだと緊張することもあるので、そのサービスは嬉しいですね。
雨谷さん: はい、そしてお帰りの時にはお土産として、香りをお持ち帰り頂いております。
井ノ口: 家に帰った後も香りを楽しむことができるのですね。
雨谷さん: 他に、マタニティーの方にも対応させて頂いており、産前から産後まで、その方の状況に合ったマッサージをさせて頂いております。その際には、香りなども気をつけて選ばせて頂いています。
井ノ口: マタニティーメニューもあるのですね。妊婦さんこそ、身体に負担がかかることが多いと思うので、喜ばれると思います。
困難を乗り越えて今がある
井ノ口: 開業されて16年と伺っておりますが、お店を開業するにあたって苦労したことなどがあればお伺いしたいです。
雨谷さん: それはたくさんあるというか、苦労の連続でしたね。開業の年にリーマンショックがあったり、その後に東日本大震災も起こり、コロナ禍があり、今はアフターコロナです。お店をやっていく上でこういった社会現象や災害は避けられないものですが、どう乗り越えていくかで常に苦労をしています。
井ノ口: やはり、コロナ禍ではお客様の足に大きな影響が出ましたか?
雨谷さん: はい、2020年の時にはお客様も半減しました。しかし、その後はテレワークが増えたこともあり時間に余裕を持つ方も増えて、特に男性のお客様からの需要が伸びましたね。そういったことに助けられながら、今があると感じています。
すべては「感動」のために
井ノ口: お客様から言われて嬉しかったこと、この仕事をして良かったと思うことなどがあればお伺いしたいです。
雨谷さん: 喜びがダイレクトに伝わってくる仕事なので、嬉しいことはたくさんありますね。私たちは「感動」というものを目指しているのですが、お客様がどのように感じて動かれるのかを考えております。リピートをして頂いたり、ご家族やご友人に紹介して頂いたりした時、良い口コミを頂いたりした時が最も嬉しいと感じますね。
井ノ口: 特に、近しい方に紹介するというのは、お店に信頼がないとできないことだと思います。たくさんの苦労を乗り越えてお客様に感動を与え続けて来られた結果だと思います。
リラクゼーションが救う社会
井ノ口: 最後に雨谷さんのこれからの目標や夢についてお伺いしたいと思います。
雨谷さん: 先ほどお話に出たマタニティーマッサージなのですが、メニューとして掲げたのは6年前くらいで、それまでもマタニティーの方に対応はさせて頂いていたんです。下積みの頃に働いていたお店でもマタニティーの方を受け入れていたということもあり、それが普通だったんです。
井ノ口: 下積み時代の経験が、雨谷さんの意識づくりに影響していたのですね。
雨谷さん: そうですね。その頃に対応した方のお子様が産まれて、大人になって、またお店に来て頂けるかもしれないと考えた時に、お客様の人生の循環のサイクルに自分が含まれているという気持ちになったんです。
井ノ口: それは普通に仕事をしていると、なかなか気がつかないというか、気付けないことだと思います。
雨谷さん: はい、大きな話をすると私は日本が平和であることを望んでいるのですが、リラクゼーションは、平和に対して貢献できると感じています。普段の生活で受けたストレスやイライラを解消できる場所として重要だと思うんです。
井ノ口: 一見すると平和に見える日本ですが、水面下にはストレスで苦しむ人が大勢いますよね。
雨谷さん: 私はメンタルヘルス運動推進センターという団体の理事も兼任しているのですが、そこでは、心の体操という呼吸法を中心としたメンタルを穏やかに鍛えるという運動も行っております。例えば、もしお店が無くなっても、この心の体操があれば、ご自宅で、ご自身でリラックスすることができるんです。これからはお店と並行して、そういった活動も広げていき、社会にリラクゼーションの大切さを広めていきたいと思っています。
井ノ口: ずっと不況の世の中なので、経済活動を回すことばかりに気が向いていますが、ストレスを抱えた人たちのケアが無ければ経済も回っていかないのではないかと感じています。日本だけでなく世界が本当に平和になるために、雨谷さんの今後の活動を応援したいです。大変、興味深いお話をありがとうございました!
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