こんにちは!ライターの井ノ口です!
今回はAIKA Cure Home 深澤さんの開業秘話に迫ります!現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました!ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!
AIKA Cure Home
◯住所: 〒400-0426 山梨県南アルプス市塚原57−3
◯電話番号:090-3102-0346
インタビューを受けてくださった深澤さま
井ノ口: 本日はよろしくお願いします!
助産師として、妊婦としての経験から学んだ
井ノ口: 最初に、この道を目指されたキッカケからお伺いしたいと思います。深澤さんは妊娠中の方や産後の骨盤ケアに特化したお店をされているとお聞きしておりますが、そこに至る経緯などをお聞かせいただきたいです。
深澤さん: 私は助産師をしておりまして、多くの出産に立ち会って来たのですが、難産を経験することも多かったんです。そして、いざ自分が妊娠をした時にも、階段も登れないほどの腰痛を経験しました。お腹も張って、3ヶ月間の入院をしたり…。出産の際には緊急帝王切開になり、命も危険な状況になったんです。
井ノ口: 大変なご経験をされたのですね。
深澤さん: はい、産後も体調が戻らず大変でした。しかし実際に楽に出産できる人もいるので、個人差が現れるのはなぜだろうという疑問がありました。そんな時に、京都の方で助産師であり、妊婦さん専用の整体を教えている先生と出会いました。その方から学びたいと思ったことがキッカケです。
井ノ口: その京都の先生のところで整体などを勉強されたのですね。
深澤さん: はい、2人目の子供を出産した後で、1年間の育休を利用して学びにいきました。そこで、骨盤の歪みなどが難産や産後の苦しみを引き起こしているということを知ったんです。これまで助産師として出産に関わってきましたが、妊婦さんの体をケアしてあげることが楽な出産に繋がるとわかり、自分もそこに携わりたいと思ったんです。
井ノ口: 安全な出産のために、妊婦さんの体のケアを重視されたのですね。
深澤さん: はい、人生で数少ない経験となる出産を、良い思い出にして欲しいなという想いからお店を始めました。
骨盤の状態が出産の良し悪しを決める
井ノ口: 妊婦さんが抱えているお悩みについてお伺いしたいです。
深澤さん: 主に腰痛やお腹の張り、酷い人ですと立って歩けない状態の方もいます。悩みを抱えていない妊婦さんの方が多いように感じます。できれば、妊娠する前からのケアも大切なのですが、妊娠によって症状が出て、妊娠中期にいらっしゃる方が多いですね。
井ノ口: 妊娠してから骨盤の歪みに気がつくという感じですね。深澤さんの施術の強みについてお伺いしたいです。
深澤さん: 強みは助産師であることですね。本来は妊婦さんの体を診ることができるのは、医者か助産師だけと法律で定められています。妊婦さんの体の状態は複雑なので、専門的な知識と判断が必要だからです。施術にあたっては、お腹の中の赤ちゃんの状態を把握できることも大事です。ここでは妊婦さんの状態と赤ちゃんの状態を両方見ながら施術をしますので、安心して体を預けていただけると思います。
休むことを忘れてしまった結果…
井ノ口: 開業されて18年と伺っておりますが、これまでに苦労したことや大変だったことについてお聞きしたいです。
深澤さん: 開業する前は病院に勤めていたので、休みがあることが当たり前という感覚でした。しかし自営業になってから、休んでいることがもったいないと感じるようになったんです。気がつけば自分自身にまったく休みを与えていない状態になっていて、体の不調として出てくることがありました。
井ノ口: 働きすぎてしまったんですね。
深澤さん: はい、とにかく働かなければもったいないという気持ちが強かったんです。でも、体の不調もそうですし、何より子供達と過ごす時間が少なくなっていました。そこに対しては反省していますね。ただ、皆さんの口コミや、病院からの紹介でとても助けられてきたと思っています。
貴重な経験をさせてもらっている
井ノ口: お客様から言われて嬉しかった言葉や、心に残るエピソードについてお伺いしたいです。
深澤さん: 「もっと早くに来たかった」と言ってもらえた時は嬉しかったですね。それから、無事に妊娠出産を終えられた方から「ここに来れなくなるのが寂しい」と言ってもらえたことですね。
井ノ口: 妊娠から産後までお世話になれば、きっと深い信頼関係も生まれていると思います。皆さん、深澤さんに感謝されての言葉なのですね。
深澤さん: 皆さんの大事な出産をサポートできることは貴重な経験ですし、心に残っている場面はたくさんあります。それが私がこの仕事を続けていく上での励みになっていますね。
健康保険を使えるように…もっと多くの人の助けになりたい
井ノ口: 最後に深澤さんの夢や目標、どのような世界を目指しているかなど、将来のことについてお伺いしたいと思います。
深澤さん: 今考えているのは、訪問看護ステーションを立ち上げることです。というのも、私のところに来る方は自費診療になってしまうんです。なので、健康保険が使える制度を利用して、費用を気にせず誰もが妊娠中や産後のケアをできる環境を作りたいと考えています。
井ノ口: 経済面で整体に通うことを諦めている方も多くいらっしゃいますよね。
深澤さん: そうですね。できればそういった垣根が無く、誰でも必要な施術を受けられる環境にするというのが、医療的な観点から見て本当のあるべき姿だと思うんです。助けを必要としている人に助けがちゃんと届くような世界にしていきたいですね。
井ノ口: ご自身の経験からこの道を目指され、助産師であり整体師として多くの妊婦さんの力になっていらっしゃる深澤さんの今後のご活動を応援したいです!本日は貴重なお話をしていただき、ありがとうございました!
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