こんにちは!ライターの井ノ口です!
今回はKIREI-BA mana(旧整体院MaNa) 吉原さんの開業秘話に迫ります!現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました!ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!
KIREI-BA mana
◯住所: 〒321-1274 栃木県日光市土沢1379−11
◯電話番号:0288−22−0206
インタビューを受けてくださった吉原さま
井ノ口: 本日はよろしくお願いします!
健康と美への追求が道になった
井ノ口: 最初に、この道を目指されたキッカケからお伺いしたいと思います。
吉原さん: 30年以上前のことになるんですが、仕事で美容化粧品や健康食品を取り扱っていたんです。そういった関係の商品をお客様におすすめしているうちに、施術にも興味を持ち始めたんです。
井ノ口: 美容や健康に最初から興味をお持ちで、そこから今のお仕事へと広がっていったのですね。
吉原さん: はい、その後、知り合いに誘われる形で施術を習ってみることになり、タイ古式マッサージを最初に習ったんです。最初はビジネスとしてやろうと思っていなかったのですが、紹介していただくことが多くなり、結果的に開業へと進んでいきました。他にも整体や骨盤矯正、食事のことなども学び、見識を広げていきました。
トータルビューティーと地元への愛
井ノ口: 開業されて21年とお伺いしておりますが、吉原さんが大切だと思われていることや、こだわりについてお伺いしたいです。
吉原さん: そうですね、タイ古式マッサージや、整体やカイロプラクティック、それから痩身エステなど、健康美へのアプローチの方法は数ありますが、心と体のつながりが何よりも大切だというのが私の考えです。それらを踏まえて、トータル的な美を追求できるサロンを作っていきたいと思っています。食事アドバイスや筋トレなども取り入れ、より多角的なアプローチをさせていただいております。
井ノ口: ホームページで拝見しましたが、吉原さんはそれぞれの分野を独立させて運営されていますね。
吉原さん: 時代が進む中で、生活パターンが乱れがちになってきていると感じています。私たちが「当たり前」と感じていた「食べる」「動く」「眠る」といった基本が崩れてしまっていることが多いのです。そこで、合同会社MaNaとして、生活の基本を整えるためにそれぞれの事業を展開しています。
井ノ口: 筋力トレーニングや、飲食ではカフェの運営もされているのですね。
吉原さん: はい、食に関しては、MaNa-eatという形態でケトジェニックコンサルタントとしてカフェ営業をさせていただいています。それからフェムケア専門のPEQLIA(ペキュリア)サロンを立ち上げました。
井ノ口: フェムケアは女性のデリケートゾーンのケアですよね。
吉原さん: そうですね。今までだったら、こういったお悩みは、病院に行くか、我慢するかという選択肢しかなかったと思います。特に田舎の方では、東京では当たり前にある美容の常識がきちんと届いていなかったりします。私が地元である日光市でサロンを始めたのは、地元栃木県でも、新しい情報や正しい美容ケアが提案できるという選択肢を作りたかったからです。
井ノ口: 吉原さんの地元に対する愛情も込められていたのですね。
「総合美」のための専門性
井ノ口: 実際にお店に来られる方は、どのような症状をお持ちの方が多いのでしょうか?
吉原さん: 一般的な腰痛や肩こり、お肌の悩みだったり、様々ありますが、全てのお悩みにいろんな方向からアプローチできるご用意があるので、どのように施術を進めていくかをお客様と一緒に考えています。
井ノ口: カウンセリングをしながら、自分に合った方法を探していけるということですね。
吉原さん: はい、私たちは「総合美」を目指しております。整体だけ、エステだけというようなことではなく、様々な視点からトータル的にアプローチできるというのは、何よりの強みだと思っています。そして、それぞれが独立してできるほど専門性を高めていますので、安心してお任せください。
人の手や言葉を必要とするかけがえのない仕事
井ノ口: 大変だったことや苦労したことを教えていただきたいです。
吉原さん: これまで20年間はずっと個人事業主としてやっていたのですが、去年から法人化しました。すると、人を雇うにあたってマンパワーが足りないということがわかって…。なかなか、今は人材が見つからないことが苦労という感じですね。私が目指すところである「総合美」を理解して、志をともにしてくれる仲間を探しているところです。
井ノ口: お客様に言われて嬉しかったこと、この道に進んで良かったと思ったエピソードはありますか?
吉原さん: ここで提供しているのは、いわゆる「気持ち良いリラクゼーション」ではなく、どちらかというと治療に近い施術です。そのため、年に1人か2人、歩くことが困難なほどの症状を抱えた方が来られることがあります。そんな方が回復し、できなかったことができるようになり、仕事に復帰できたというお話を伺うと、本当にやっていて良かったと感じます。多くの職業が機械化していく中で、この施術は人の手や言葉を必要とするかけがえのない仕事だと思います。
美しく健康になる選択肢を皆さんに
井ノ口: 最後に、吉原さんの夢や目標などを教えていただきたいです。
吉原さん: やはり、私が思い描く「総合美」を目指すサロンを展開していくことが目標です。地方は、東京に比べて新しい技術や知識が浸透するのが遅い傾向があります。例えばフェムケアなどのお話をしましたが、そういった新しい美の知識や施術法などを取り入れていきたいですね。日光の他にも宇都宮に店舗があるのですが、今後さらに広げ、独立して運営できるスタッフを育てていきたいと思っています。今まで知られていなかったことが当たり前に浸透して、それを選択できる機会を広げていきたいですね。
井ノ口: 都会と田舎では、女性の美容に関しては特に地域差が出ている気がします。田舎にいても、誰もが新しい美容の知識と技術を享受できたら素晴らしいですね。大変、興味深いお話をありがとうございました!