仲間と歩む大きな目標への道のり | 整体院 仁-JIN- 川島 卓也さまインタビュー

こんにちは！ライターの前田です！

今回は川島 卓也さんの開業までの道のりと苦悩に迫ります。

前田: 本日はよろしくお願いします！

情熱の始まり

前田: 身体のことや、整体のことに興味を持ったきっかけから教えていただけますか?

川島さん: きっかけは自分自身が怪我をして、それを直していただいた鍼の先生に治療を受けたことが一番ですね。高校2年生の時にバスケットボール部のキャプテンだったのですが大怪我をしてしまって…

大会に間に合わないと言われたのですが、鍼の先生を紹介していただいて通ったところ、治療の効果が高くギリギリ大会当日に出ることができました。体を治すことの素晴らしさに直接触れることで、整体に興味を持ったことを覚えています。

開業までの地道な努力

前田: 資格を取るまでの勉強の期間はどのように過ごされましたか?

川島さん: 最初は鍼の先生になりたかったのですが、群馬県内で鍼が取れる学校は1つしかなく、見学に行った際に「柔道整復師の方が良い」と勧められたこともあって、柔道整復師の道に進みました。

資格取得後は、以前アルバイトしていた接骨院で院長を経験させていただき、責任の大きい業務に携わるようになりました。その他にも、社外のセミナーに参加し続け、学び続ける毎日だったと思います。

数秒の判断で決意した後はすぐに全力で行動

前田: そこから独立開業を決意されたタイミングはいつ頃だったのですか？

川島さん: 独立を勧められたのは、尊敬する先生から20代のうちに独立した方が良いと言われた時でした。

その時までは特に考えていなかったのですが、その場で「独立しますか?」と問われた時に、10秒ほど考えて「独立します」と即答している自分がいました。本格的な独立までには、現状の引き継ぎ等の業務もあったために時間がかかりましたが、開業のきっかけは間違いなくあの時だったと思います。

独自のアプローチ

前田: 10秒で決断されるなんて、すごい判断力ですね！ちなみに、現在のお店の強みや特徴はどのようなものなのでしょうか？

川島さん: 一番の強みは整体×運動療法です。症状の原因は体にある無意識の癖だったりします。その癖を取り除かないと、怪我の再発や症状の悪化につながる可能性があります。そのため、ただ施術するだけでなく、運動を取り入れて運体の癖を改善することに重点を置いています。

整体に運動をプラスすることで、悪い癖を改善し、痛みや怪我の再発を防止する。これが当院での施術の特徴です。

経営者としての苦悩と現場での嬉しい声

前田: 整体と運動を同時に行えることが大切なんですね。勉強になります！ここまで考えられた店舗であれば、やはり開業当初からスムーズに経営を行うことができているのですか？

川島さん: 全てがスムーズとはいかず、辛いこともあり、例えば人材育成の難しさには悩まされています。恥ずかしながら私自身が部下に強く当たってしまうこともあり、そう言ったことが常識の世界で育ってきました。しかし、今は時代が違い福利厚生を充実させたり、スタッフのために会社が変わっていかなければいけない時代です。そんな働きやすい環境を整えることには、かなり苦労しています。

それだけではなく、スタッフの夢と会社の方向性をリンクさせ、さらに良い会社にすることを目指しているため、今が一番大変な時期だと思っています。

前田: なるほど。では、一方で嬉しかったことや励みになった経験は何かありますか?

川島さん: 開業当初に6ヶ月目の目標とした数値を1か月目で達成できたことです。売上はお客様からの「ありがとう」の数だと思っているので、とても嬉しかったです。

それだけではなく、難病と言われている方の症状が改善したことや、一回目の体験で「何度でも通いたい」と言っていただけることはとても励みになっています。

仲間と叶えたい夢

前田: 今後に対しては、どのような目標を持っているのですか？

川島さん: 経営者としては店舗を広げ、数億円の売上を目指したいと考えています。それだけではなく、スタッフの夢も優先したいという気持ちもあるので、スタッフ一人一人の希望に寄り添いつつ、会社の方向性も定めていきたいと考えています。

スタッフに依存しすぎず、けれど彼らを幸せにする店舗経営を考えることことで、自らも成長できると信じているからこその目標だと思っています。

前田: とても高い志を聞かせていただき、私も勇気をもらえました。本日はありがとうございました。

川島さん: こちらこそありがとうございました。