こんにちは!ライターの前田です!
今回は寺田さんの開業秘話に迫ります!現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました!また、知られざる過去の話まで盛りだくさんになっているので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!
和泉マッサージはり・きゅう院
◯住所:大阪府和泉市国分町849
◯電話番号:080-3785-8635

インタビューを受けてくださった寺田 壮志さま

前田: 本日はよろしくお願いします!
治療家の道を志した理由
前田: どのようにして治療家の世界に足を踏み入れていくようになるのですか?
寺田さん: 叔父が理学療法士だったということもあり、子どものときから親しみはあったのだと思います。また、学生の時にはサッカーをして腰を痛める経験をした時に、整骨院に行って治してもらったことも影響しているかもしれません。
様々なところからきっかけをいただき、この世界に入ることになったのだと思います。ただ、当時は資格について詳しく考えたわけではなく「開業しやすい」と考えて鍼灸師の道を選びました。
どのような下積み時代を過ごしたのか
前田: 鍼灸師の資格を取得した後に、どのように経験を積まれていくのですか?
寺田さん: 整骨院に7~8年ほど働き、整形外科1年、鍼灸院の院長5年間勤めました。当時勤めていた鍼灸院が訪問施術をメインにしており、その店舗の運営を完全に任されたことから、現在の訪問施術が誕生しています。
現在では多くの患者様に頼りにしていただき、多くのスタッフの方と働けておりますが、それまでに様々な経験を積めたことが役に立っていると考えています。
開業を決意した瞬間
前田: 開業を決意したきっかけは何かあったのですか?
寺田さん: 元々考えていたということもありますが、鍼灸院で院長をしていた時に、社長との折り合いがつかなくなったことが一番のきっけかでした。現状のままでは運営が難しくなってしまったのですが、患者さんを抱え優秀なスタッフが残っている状態だったので、その事業を引き継ぎ自分で開業することを決意しました。
今まで信頼してついてきてくれた方々のために、より一層頑張ろうと、初心に戻って再スタートしたことを覚えています。
頼られ続ける理由
前田: 訪問治療を中心に行っているとのことですが、実際の施術における特徴を教えてください。
寺田さん: 主に寝たきりの方への訪問がメインです。慢性疼痛に対するアプローチが得意で、病院でのリハビリとは異なり自宅内でできる運動の提供や、マッサージ、ストレッチなども行っています。
高齢者になってくると起き上がる時や立ち上がる時、歩行時に痛みを訴える方も多いため、こう言った症状の改善も行っています。
前田: 主にどんな方が受けられることが多いのですか?
寺田さん: やはり高齢者の方が多いです。他にも障害をお持ちの方や慢性痛をお持ちの方も多いです。弊社のスタッフは、全員が国家資格保持者ですので、その方に合った施術と訪問だからこそ行える運動療法を提供しています。
心に残っているエピソード
前田: 時に印象的な思い出はありますか?
寺田さん: 90歳を超えた高齢の方で、膝の痛みがあってお風呂に入れなくなっていた患者さんがいました。施術を行う中で、徐々に痛みが取れ、ついには自分でお風呂に入れるようになるところまで回復した時は、感動したことを覚えています。
前田: 年齢の壁を超えて、様々な方を笑顔にしてきたのですね。
寺田さん: やはり「楽になった」と言ってもらえる時が一番嬉しいと思います。とてもやりがいを感じる仕事をさせてもらっていると考え、私自身も常に患者様と向き合う心を忘れないようにしています。
様々な選択肢があることを知ってほしい。
前田: 今後の目標を教えてください。
寺田さん: 在宅で高齢の方に対するアプローチとして、鍼灸やあんま、マッサージという選択肢があることを多くの人に知ってもらいたいです。痛みに対するアプローチが得意なことを広め、高齢の方が寝たきりになりにくい体づくりや、余命宣告された方でも少しでも楽に過ごせるようにお手伝いしていきたいと考えています。
前田: 高齢になる程、とりあえず入院して治療してもらうというイメージが強いですよね。
寺田さん: そうですね。しかし実際には様々な選択肢とアプローチがあるため、なるべく辛い思いをせずに過ごせる時間を増やして欲しいと願っています。
前田: 素敵な思いだと思います。本日はインタビューを受けてくださり、誠にありがとうございました。
寺田さん: こちらこそ、ありがとうございました。