こんにちは!ライターの井ノ口です!
今回はしばた接骨院 柴田さんの開業秘話に迫ります!現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました!また、ホームページには書かれていない、自身の想いについてまで盛りだくさんになっているので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!
しばた接骨院
◯住所:〒665-0842 兵庫県宝塚市川面5-16-1
◯電話番号:0797-85-1818
インタビューを受けてくださった柴田さま
井ノ口: 本日はよろしくお願いします!
「ありがとう」と言ってもらえる仕事だから
井ノ口: まずは柴田さんがこの道を目指したキッカケについてお伺いしたいと思います。
柴田さん: 私は元々、サラリーマンをしていたんですが、ある時、体調を崩して辞めざるを得なくなったんです。それまでもずっと「ありがとう」と言われるような仕事をしていたんですが、この先、違った職であっても「ありがとう」と言ってもらいたいなと思いまして、この道に入りました。
井ノ口: では、体に関わる仕事が数ある中で接骨院を選ばれたのは、なぜですか?
柴田さん: そうですね、高校時代にはアメフトをやっていたのですが、ケガをすることもあって、接骨院にもお世話になりました。他にも理学療法士なども考えたんですが、独立のしやすさも考慮して、柔道整復師を選んだという感じです。
井ノ口: そういった背景があったのですか!最初から開業を考えられていたんですね?
柴田さん: 友人や先輩たちなどから話を聞いたところ、店舗に属すると施術の方法が一律で、マニュアル化されていることが多いということだったので、それよりは自分で考えて施術をしたいと思いました。
古来の整体学や東洋医学を踏まえながら、新しいこともやっていく
井ノ口: ホームページで「水素セラピー」をされていると拝見したのですが、これはどういった内容なのですか?
柴田さん: 水素というのは抗酸化作用がある物質の中で、最も無味無臭で無毒で無害と言われているんです。で、水素は体の中に入ることで良くない水と結びついて、体内を綺麗に掃除する役目を果たすわけです。つまり高濃度の水素を鼻から吸って、体内を綺麗にしていくという施術ですね。よく、水素水が体に良いと言われますが、高濃度の水素を吸引するのが効率的なんです。
井ノ口: 「水素セラピー」を受けることによって、具体的にはどういった効能が得られるのでしょうか?
柴田さん: 体のサビを取る効果があります。サビとは血中の活性酸素と呼ばれるものですが、そのままにしておくと色々と悪影響が出てくるんです。それを取り払うことによって、体の血の巡りが良くなり、それぞれが抱えているお困りごとが消えるんですよ。アンチエイジングだとか言われますが、お肌もそうだし、内臓が若返ったりとか。ただ、速攻で効果が得られるというのではないので数ヶ月以上続けてもらえるとわかる、という感じですね。
井ノ口: 吸うだけで良いっていうのは簡単そうなので魅力的に感じますね。その他にも特徴はありますか?
柴田さん: 基本的に接骨院なので、骨折などの痛みを伴うケガや症状への処置をするんですが、それ以外にも、体全体を診る整体の施術もしています。東洋医学とか日本古来の整体学からの視点で施術を行ったりします。例えば、肩こりというのは単純に肩がこっているというのではなく、目の疲れからきていたり、内臓の不調が原因ということもあるわけです。そういった、体の繋がりからの観点で観察して改善するんです。
普通に生活を送ることができるという幸せを願う
井ノ口: 開業されて15年とお伺いしていますが、その間で嬉しかったことや心に残るエピソードなどがあれば教えてください。
柴田さん: 例えば、若い中高生の女の子で「起立性調節障害」を患っていて、それが改善した時は嬉しいですね。学校にすら行けなかったのに、部活もできるようになって学校生活が楽しくなったというのを聞くと、良かったなと思います。あとは、私生活に支障をきたしている人が良くなったりだとかですね。それから、腰などで手術を受けなければならなかった人が、手術を回避できるまでに回復したり。症状が重ければ重いほど、改善した時は嬉しいですよね。
井ノ口: では最後の質問なのですが、柴田さんの「こうしていきたい」とか、今後の目標などをお伺いしたいと思います。
柴田さん: やっぱり、「日常に寄り添う」ことですよね、私どもができるのは。皆さんには、苦しみに邪魔されない普通の日常生活を送って頂きたいんです。他にはない特別な療法という売りがあるわけではないですが、既存に捕われないという意味では特徴的なのではないかと思います。骨格など肉体的に見たほうが良い場合もあれば、精神的なところも見たほうが良い場合もありますし、もっと言うと、目には見えない部分を見なければならない状況もあると思います。
井ノ口: ホームページを拝見させて頂くと、かなり広く多くの種類の症状に対応しているとありました。そんなに広い範囲で診ることができるのはすごいですよね。
柴田さん: それは、全体的に見ながら改善をしていけば、あらゆる症状が緩和していくだろうということです。局所的に見たほうがいいこともありますが、大体は全体の繋がり方なんですよ。局所的に10の痛みがあるとして、それを0にしてやるというのではなくて、全体のバランスを見ながら、10から7へ、7から5へと減らしていく…。で、1とか2になったら、日常的には生活に支障が無くなりますよね。そして、関連したところも良くなっていて、もう10まで戻ることはないです。でも、調子が悪くなり、5くらいの症状が出たら、また来て頂いて…。そうやって、患者さんに寄り添いながら気長にやっていきたいと思っています。
井ノ口: 患者さんに寄り添って、長い目で見ながらということですね。大変、おもしろくお話を聞かせて頂きました。ありがとうございました!
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