患者に寄り添う治療 | 元加治すこやか治療院 長田さんインタビュー

こんにちは！ライターの井ノ口です。

今回は元加治すこやか治療院の長田さんに、治療院を開業された経緯や施術の特徴、経営における苦労や今後の展望についてお話を伺いました。

患者一人ひとりに寄り添った施術を行い、より良い治療を提供するための取り組みについて詳しくご紹介します！ぜひ最後までお読みください。

井ノ口: 本日はよろしくお願いします！

施術家を目指したきっかけ

井ノ口: 長田さんが施術の道を目指されたきっかけを教えてください。

長田さん: 実は、消去法でこの道に進んだというのが正直なところなんです。高校時代、文系が苦手だったので理系を選んだのですが、物理も好きではなかったので化学や生物を選びました。その結果、看護や医療系のクラスになり、そこから専門学校へ進むことを決めました。

井ノ口: なるほど、特に強い憧れがあったわけではなく、自然な流れで進まれたんですね。

長田さん: そうですね。でも実際に学んでみると、治療の分野が面白くなってきて、どんどんのめり込んでいきました。

開業の経緯と治療方針

井ノ口: 開業されたのはいつ頃ですか？

長田さん: 2021年6月ですね。実は2003年からも開業はしていたのですが、その時は別の職場で副院長をしながらの兼業でした。本格的に独立したのが2021年という形です。

井ノ口: 兼業されながらの開業だったんですね。独立を決意した理由は何かあったのでしょうか？

長田さん: 以前働いていた整骨院では、常に予約が埋まっていて新しい患者さんを診る機会が少なく、少しマンネリ化していたんです。そこで新しい患者さんとの出会いを求めて、自分の治療院を開業することにしました。

施術の特徴と違い

井ノ口: どのような患者さんが多く来られますか？

長田さん: 一般的な肩こりや腰痛の方から、脊髄損傷や交通事故による脳挫傷の方、高齢の方までさまざまですね。100歳を超えた方も訪問で施術しております。

井ノ口: 他の治療院との違いはどんなところにありますか？

長田さん: 一番大きいのは、一人ひとりの患者さんに合わせた施術を提供することですね。ただ単にマッサージをするのではなく、その方の状態をしっかりヒアリングしながら最適な方法を提案します。

また、単なる施術だけでなく、運動指導やトレーニングも取り入れています。例えば、NSCAのスポーツトレーナー資格やリラクゼーション資格、心理学の知識なども活かして、幅広いアプローチを行っています。

経営の苦労と集客

井ノ口: 経営面での苦労はありますか？

長田さん: やはり最初の集客ですね。開業当初は認知度が低く、大変でした。ただ、口コミが徐々に広がってきて、今では安定してきました。

井ノ口: 集客のために工夫されたことはありますか？

長田さん: もともと場所が少し分かりづらいので、ホームページを整えたり、業者さんに依頼して綺麗に作り直してもらいました。また、口コミを大切にし、既存の患者さんに紹介してもらうことで新規の方にも来ていただいています。

これからの目標

井ノ口: 今後の展望について教えてください。

長田さん: できれば、信頼できるスタッフを増やしてもう少し大きな規模で運営できるようにしたいですね。現在、ほぼ休みなく働いているので、少し自分の時間も確保できるようにしたいなと（笑）。

井ノ口: スタッフが増えることで患者さんの受け入れも増え、より多くの方をサポートできますね。

長田さん: そうですね。地域の方にもっと貢献できるように、これからも頑張っていきたいと思います。