こんにちは！ライターの井ノ口です！
今回は長生館脊椎矯正療院 中嶋さんの開業秘話に迫ります！現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました！ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです！
長生館脊椎矯正療院
◯住所： 長生館脊椎矯正療院
◯電話番号：03-5980-8499
インタビューを受けてくださった中嶋さま
井ノ口: 本日はよろしくお願いします！
周りの人に喜んでもらえることが喜びだった
井ノ口: 最初に、この道に進まれたキッカケからお伺いしたいと思います。
中嶋さん: キッカケは子供の頃から、祖母や母親の肩をマッサージしてあげていたことです。学校の先生にも頼まれたりして、当たり前のようにやっていました。
井ノ口: ご家族だけでなく、学校の先生にもマッサージをされていたんですね。
中嶋さん: はい、マッサージ自体が好きだったし、それで喜んでもらえることが嬉しかったんです。その気持ちが今の仕事に繋がったと思います。高校を卒業後に専門学校に進みました。
井ノ口: 幼い頃からのご経験で、迷うことなくこの道に進まれたんですね。
中嶋さん: それが、自分の気持ちは固まっていたのですが、私の父が医師だったので、医療業界へ進むことを求められていたんです。しかし、自分は父ほど医者になりたいという強い想いはなかったので、医療系の専門学校に進みながらも断念しました。そして整体の専門学校へ入り直したという流れです。
井ノ口: お父様がお医者様だったということで、最初に紆余曲折があったのですね。
側湾症について
井ノ口: ホームページで拝見したのですが、側湾症に特化した施術もされているということですが、難しいイメージがあります。この施術に注目した理由などお聞かせ頂きたいです。
中嶋さん: まず、私が入った学校は骨の矯正、主に背骨の矯正に特化していました。そこの先生に、ベテランの師匠の元について学んだ方が技術が早く身につくと勧められ、ある師匠の元で4年間ほど修行をすることになりました。側湾症に関する治療法もそこで学んだんです。
井ノ口: 側湾症の治療で来られる方は多いのでしょうか？
中嶋さん: そうですね、側湾症専門で探して来られる方もいらっしゃいますし、軽度の症状ですと自覚が無い方が多いです。
井ノ口: では、中嶋さんのところに来て初めて気が付かれる方もいらっしゃるのですね。ちなみに側湾症になる原因は何でしょうか？
中嶋さん: 実ははっきりした原因は特定されていません。なので、私の考えですが子供の頃の成長期、身長がグッと伸びる時に背骨も曲がっていくことが多いと思います。最近は学校の身体検査で側湾症を見るところも増えてきたのですが、以前はほとんど注目されていなかったので大人になって知る方も多いです。
井ノ口: やはり、早い時期に発見できた方が改善しやすいのでしょうか？
中嶋さん: はい、子供の初期の段階でわかっていれば、当然対策が取れますよね。しかし大人になるまで気がつかず、曲がりきってしまうと、病院では手術をする他ないと言われてしまうんです。
井ノ口: 背骨を削ったり、大変な手術ですよね。
中嶋さん: 手術するとなると、体もそうですが精神的にも負担が大きいと思います。ここでは、曲がりきっている場合、完全に治そうとするのではなく、できるだけ自然に近い状態へ戻し、それ以上悪化をしないようにケアをしていくという形で行っています。
手術を回避したい患者さんの声をきく
井ノ口: お客様から頂いた言葉や、心にのこるエピソードなどをお聞かせ頂きたいです。
中嶋さん: また側湾症の話になるのですが、基本的に女性の患者さんが多いんです。ある時、女性で大学生の方が来られて、病院の方では手術を勧められていたそうで、ご本人としても不安をお持ちだったんですね。そこで私の方で施術を試みたのですが、その後、大学病院でレントゲンを撮ったところ、僅かですが改善されていて、結果的に手術は避けられたんです。手術に関してはどちらがいいとは言えませんが、少しでも患者さんの希望に沿うことができて良かったと思いました。
井ノ口: 手術を避けたい、でも改善したいと願っていらっしゃる方は多いと思います。その後の人生に大きく関わってくることだけに、病院以外で相談できる場所が必要なのですね。
背骨の歪みを改善して自然治癒力アップ
井ノ口: 側湾症のお話を聞かせて頂きましたが、他に中嶋さんの強みや、力を入れていることなどがあればお話をお伺いしたいです。
中嶋さん: 当医院では、骨の矯正を専門にしているのですが、身体のあらゆる不調の原因が背骨の歪みであることが多いんです。脊椎神経が圧迫されることにより、筋肉や内臓にまで影響を及ぼして、あらゆる不調が発生します。自然治癒力も低下した状態になっているんです。
井ノ口: 自然治癒力が低下するんですね。
中嶋さん: はい、歪みを矯正することにより様々な症状が改善するのは、それだけ及ぼしている影響が大きいということです。できれば、軽い症状が出たら早いうちに来て頂きたいと思います。
井ノ口: 最後に中嶋さんの今後の目標についてお聞きしたいです。
中嶋さん: まずは、目の前の患者さんにしっかり対応していくことですね。そして、カウンセリングでしっかりとコミュニケーションを取りながら、患者さんにとってベストな状態に持っていくことだと思います。側湾症に関しても、どこまでを病院で行い、どこからを任せて頂けるか、患者さんファーストで決めていけると良いですね。
井ノ口: 痛みがあって手術しないと治らないという状況でも、それ以外に道があるなら気持ちの負担が減ると思います。これからも、患者さんの体と心を救う中嶋さんを応援したいです。大変、興味深いお話をありがとうございました！
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