心と体のリラックスで根本改善をめざす治療院──からだの治療院おあしす・鈴木友貴さんインタビュー

こんにちは！ライターの井ノ口です！

今回は、「からだの治療院おあしす」の鈴木 友貴（すずき ともたか）さんに、開業のきっかけや施術の特徴、経営の工夫、そして今後の展望についてお話を伺いました。

学生時代のケガの経験をきっかけに、からだへの興味を深めてきた鈴木さん。代替医療の価値を信じ、心と体の両面に寄り添う施術を追求する姿勢に迫りました。

施術の道に興味を持ったきっかけ

井ノ口: 整体や治療の分野に興味を持ったのは、どのような経験からでしたか？

鈴木: 学生時代の部活動を通じて、ケガや不調を経験したことがきっかけです。なぜ不調が起きるのか、どうして再発するのか、そしてどのように治るのか——そんな疑問から体に対する興味が湧いてきました。集団行動よりも一人で取り組む方が向いていると気づいたこともあり、漠然と個人でできる仕事を探していた中、市内のカイロプラクティックに通った経験が決め手となり、柔道整復師を目指すことにしました。

開業を決意した理由

井ノ口: 開業を意識し始めたのはいつ頃からですか？

鈴木: 最初から開業は意識していました。勤めていた接骨院やお世話になったカイロプラクティックの経験を踏まえ、まだまだ代替医療には大きな可能性があると感じていました。ただし、従来の接骨院やカイロのやり方では、金銭のやり取りはできても本当の意味で「健康」という価値は提供できないと思ったんです。だからこそ、あきらめていたご年配の方にも希望を持ってもらいたい、そして憧れのゴッドハンドを目指して、開業に踏み切りました。

施術の強みと独自性

井ノ口: 施術の中で特に得意としている分野は？

鈴木: 痛みやしびれに加え、内臓の不調や精神的な自律神経失調症にも対応しています。体をリラックスさせ、脱力させることで、呼吸や脳波を整え、精神的な安定や血流改善につなげています。他の院ではゆがみを正すことが中心ですが、当院ではリラックスを重視し、より自然な形で健康を目指しています。

開業後に苦労したこと

井ノ口: 開業後に直面した課題はありましたか？

鈴木: 集客や経営面では苦労はなかったのですが、施術技術が理想に追いつかず、強い痛みや自律神経の乱れに対応しきれない時期がありました。そのため、満足度や自己肯定感といった目に見えない部分で苦しみました。理想が高すぎたのかもしれません（笑）

心に残るエピソード

井ノ口: これまでで特に印象的だった出来事はありますか？

鈴木: 開業初期には「ここ痛いんだけど」と言われると「様子を見ましょう」としか言えなかった自分がいました。でも今では「ここが残っていましたね」と余裕をもって対応できるようになり、自信がつきました。成長を実感できた瞬間は、何よりもうれしいですね。

今後の目標

井ノ口: 最後に、将来に向けた展望を教えてください。

鈴木: 日本では西洋医学が主流ですが、海外では代替医療も一般的です。西洋医学で行き詰まった時に「おあしすがある」と思ってもらえるような存在になりたい。そして、この考え方をもっと広めていきたいです。

おわりに

今回は、「からだの治療院おあしす」の鈴木 友貴さんにお話を伺いました。

患者さんの心と体に寄り添い、真摯に向き合い続ける鈴木さん。代替医療の可能性を信じ、確かな技術でサポートする姿に、これからの地域医療の新しいかたちを感じました。仙台で体の悩みを抱えている方は、ぜひ一度「おあしす」を訪ねてみてはいかがでしょうか。