こんにちは!ライターの井ノ口です!
今回は、「かわい指圧ルーム」の河合さんに、開業のきっかけや施術の特徴、経営の工夫、そして今後の展望についてお話を伺いました。
2003年に独立開業して以来、20年以上にわたって地域の健康を支えてきた「かわい指圧ルーム」。国家資格を持つ施術者による丁寧な対応と、個人に合わせた的確なケアで、多くのファンに愛され続ける人気店です。
マッサージ業界へのきっかけは「偶然の1ページ」から
井ノ口: まずは、河合さんがマッサージの世界に入られたきっかけを教えていただけますか?
河合: 本当に偶然なんですよ(笑)。大学を卒業後、就職せずにアルバイトをしていたんですが、ふと「このままじゃまずいな」と思って『独立』という本を買って祈りながら開いたページが「指圧・マッサージ」だったんです。
河合: スポーツは大学でハンドボールをやっていたんですが、留学も断念することになり、急きょ就職が必要になって…。無資格でできるリラクゼーションのお店で働いたのが始まりでした。

2003年に独立。鍼灸を含めた「総合施術」を目指して
井ノ口: 開業されたタイミングについても教えてください。
河合: 8年間働いたあとに「やはり鍼灸もやりたい」と思い、2003年に独立しました。リラクゼーションではできないことが多くて…。すべての技術を融合した施術を目指したかったんです。
来店される方の症状と年齢層は?
井ノ口: 実際に来られる患者様は、どのような症状が多いのでしょうか?
河合: 肩こり、腰痛、眼精疲労、むくみ、頭痛ですね。30代〜50代の働き盛りの方が中心です。
国家資格者による“治療目線”の施術
井ノ口: 他店と違う、かわい指圧ルームならではの強みを教えてください。
河合: スタッフ全員が国家資格を持っています。ただのリラクゼーションではなく、鍼灸・指圧・マッサージ・オイルなどを通して、気づかなかった不調まで根本原因から改善することを意識しています。
経営の山場は3度。スタッフの支えと信頼で乗り越えた
井ノ口: 経営面でのご苦労はありましたか?
河合: リーマン・ショック、東日本大震災、そしてコロナ。この3度は本当に厳しかったです。特にコロナ禍は私一人でお店を回す時期もありました。でも、今は10数名のスタッフで日々対応できています。
「このお店と出会えてよかった」——お客様の言葉が原動力に
井ノ口: 嬉しかったお客様の声はありますか?
河合: 「なんでもっと早くこの店を知れなかったんだろう」と言っていただくことが多いです。それが本当に嬉しいですね。
今後の展望は?スタッフの自立と店舗展開を目指して
井ノ口: 今後の目標について教えてください。
河合: 今後は店舗展開も視野に入れています。まずは自分自身がもっと技術を学び、お客様により効果的な施術を。そしてスタッフ全員が自立して、それぞれが責任を持って施術できる環境を作りたいと思っています。

おわりに
今回は、「かわい指圧ルーム」の河合さんにお話を伺いました。
偶然から始まったマッサージの道を20年以上歩み続ける河合さん。確かな技術とお客様への真摯な想いが詰まった施術には、確かな信頼が感じられました。これからも多くの人の身体と心をほぐし続けてくれる、そんな頼もしい存在です。