こんにちは!ライターの井ノ口です!
今回はマッサージ鍼灸サロン インプルーブ 富田さんの開業秘話に迫ります!現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました!ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです!
マッサージ鍼灸サロン インプルーブ
◯住所: 〒805-0061 福岡県北九州市八幡東区西本町1丁目5−7 ル・ポールマンション 203号室
◯電話番号:070−9154−4745
井ノ口: 本日はよろしくお願いします!
見えなくなったことで見えた道
井ノ口: 最初に、このお仕事を目指すことになったきっかけについて教えてください。元々、鍼灸やマッサージの分野に関わるようになった経緯も含めてお願いします。
富田さん: 私は22歳の時に視覚障害を負いました。それが転機となり、鍼灸やマッサージの道を目指すことにしました。当時、自分の新しい生き方を模索していたのですが、この仕事が自分にとって一番やりがいを持てると思ったんです。その後、専門学校で基礎から学び、下積みを経験してから、開業に至りました。
井ノ口: 開業については最初から考えていたのですか?
富田さん: 学生時代から「いつかは独立したい」とぼんやり考えていましたが、具体的な目標として定めていたわけではありません。ただ、働き始めて経験を積むうちに「やはり自分の理想の施術を追求したい」と思い、その気持ちが次第に強まりました。
井ノ口: 開業された時の心境はいかがでしたか?やはり不安や期待が入り混じった感じでしょうか?
富田さん: そうですね。不安とワクワクした気持ちが入り混じっていました。不安に引っ張られすぎず、「最初からうまくいかなくても仕方ない」と覚悟を決めて、真面目に地道にやっていこうという気持ちでした。開業は簡単な道のりではないですが、学ぶことが多く、自分の成長を感じられる良い経験だと思っています。
「インプルーブ」を目指して
井ノ口: 富田さんの施術におけるこだわりやお店の特徴についても教えていただけますか?
富田さん: 私の施術のコンセプトは「気持ちの良さ」ではなく、「症状を改善する」ことです。お店の名前「インプルーブ(improve)」には「改善する・向上する」という意味が込められています。私は、お客様の不調の原因にアプローチして、根本的な改善を目指した施術を行っています。もちろん、リラクゼーション効果もありますが、それだけでなく、具体的な改善を意識したマッサージです。
井ノ口: 通常のリラクゼーションマッサージとは違い、治癒や改善を目的にされているんですね。
富田さん: そうですね。たとえば肩こりの場合、ただ肩を揉むだけでなく、肩こりの根本的な原因を探ります。多くの場合、肩そのものに原因があるわけではなく、生活習慣や姿勢、あるいは別の部位に問題があることが多いんです。私は、その方の体の状態を全体的に見て、可能な限り根本的な改善を目指しています。そして、施術だけでなく、ご自身でも注意するポイントをお伝えして、日常生活でのケアを促しています。
井ノ口: 肩こりの原因が肩だけにあるわけではないんですね。その原因を理解していただくことで、日々の意識も変わるかもしれませんね。
働く世代の痛み改善に尽くす
井ノ口: お客様から言われて嬉しかった言葉や、この仕事をやって良かったと思ったエピソードなどを教えていただきたいです。
富田さん: 長年悩んでいた症状が改善したというお声をいただくと本当に嬉しいです。特に、他では効果が出なかった症状を改善できた時には、「自分がこの仕事をやっていてよかった」と強く感じます。お客様にとって少しでも生活が楽になったり、痛みから解放されたりする瞬間をお手伝いできることが、やりがいになっています。
井ノ口: お客様の年齢層や、主な症状についても教えてください。
富田さん: お客様は30代から60代の働き盛りの方が多いですね。やはり、肩こりや腰痛といった体の痛みで来られる方が多いです。デスクワークや立ち仕事などの負担からくるものが多いので、そのあたりの改善に取り組んでいます。
理想の施術を追求し続けるために
井ノ口: 最後に、富田さんの今後の夢や目標についてお聞かせください。
富田さん: 今後もお客様一人ひとりに向き合いながら、症状の改善を目指して施術を続けていきたいです。また、将来的にはスタッフを増やし、支え合いながらやっていけたらと考えています。今は一人で全ての施術を担当していますが、同じ志を持ったスタッフが加われば、より多くの方に対応できると思います。ただ、私の施術はマニュアル化できるものではないので、無理に店舗を増やすつもりはありません。自分の目の届く範囲で、できる限り質の高い施術を提供したいと考えています。
井ノ口: 富田さんの「改善するマッサージ」にかける想いがひしひしと伝わってきました。本日は大変、興味深いお話をしていただき、ありがとうございました!
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