こんにちは！ライターの井ノ口です！
今回はOrganic Healing SPA 瑠璃色の地球 松崎さんの開業秘話に迫ります！現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました！また、将来のビジョンの話まで盛りだくさんになっているので、ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです！
Organic Healing SPA 瑠璃色の地球
◯電話番号：050-6870-4065
インタビューを受けてくださった松崎さま
井ノ口: 本日はよろしくお願いします！
中学生の頃からボディケアに興味を抱いて
井ノ口: 最初に、この道を目指されたキッカケについてお伺いしたいと思います。
松崎さん: 元々、スポーツマッサージを中学生の頃からやっていました。自分自身もスポーツをしていたので、ボディケアの大切さは知っていましたし、友達に教えたりしながらお互いにケアしていました。そこから興味が広がっていったのがキッカケですね。
井ノ口: では、その時期から将来の夢は決まっていたんですね？
松崎さん: それが、その頃はマッサージを生業にするという意識はありませんでした。趣味の延長線上で勉強をしていました。あと、途中で芸能活動をしたり、デザインの専門学校に通ったりしたんですが、当時はグラフィックデザイナーを目指していました。
井ノ口: それでは、現在のお仕事とは全く違った夢をお持ちだったんですね。
松崎さん: はい、でもある時にエステの恩師となる人と出会って変わりました。その方は世界のセレブを顧客に持つほどの実力があり、実業家でもあって、世界中を飛び回っていました。そして、弟子入りさせてもらえたことで、マッサージが職業になりうるということを実感したんです。
井ノ口: 中学生の時に始まり、趣味として好きでやっていたことが、結果的に将来に実を結んだということですね。それはお幾つくらいの時ですか？
松崎さん: 21歳の時です。それから約10年間、恩師から教えて頂いたことや、自分の経験から学びとったことを、自分なりにブラッシュアップしていきました。自分の仕事でたくさんの人を幸せに近づけていきたいという想いがあって、それが世界の平和に繋がるというイメージを常に持っています。
自由な働き方を経て学んだこと
井ノ口: 独立なさってから8年目とお伺いしておりますが、お店を構える前はフリーランスで活動なさっていたそうですね。マッサージのフリーランスとは聞き慣れないですが、どういったふうにお仕事をされていたんですか？
松崎さん: 日本全国をヒッチハイクで旅しながら、マッサージをしていました。
井ノ口: ちょっとイメージが浮かびにくいのですが、遠くに呼ばれて施術をしにいくということですか？
松崎さん: そうですね、事前に予約を取って頂いて、そこにヒッチハイクで向かうんです。レンタカーを借りて、ベッドを積んでお客様のお宅に伺うこともありました。
井ノ口: それは今までに聞いたことがない話かもしれません。なかなか思いつかないことだと思います。
松崎さん: 海外でも仕事をした経験もあって、台湾やニュージーランドにも行きました。旅行がてらいった場所でマッサージをして、代わりにご飯をご馳走になったり、宿に泊めさせてもらったこともあります。行き先々で、たくさんの良い人に恵まれて自信をつけていきましたね。
井ノ口: まさに体を張った仕事、という感じですね。お店を構えると決めたのはどうしてですか？
松崎さん: コロナ禍のせいですね。突然、海外にも行けなくなり、移動して仕事をするということにも制約がかかってしまい、お店を出すことに決めました。そこからレンタルサロンを始めたりして、仕事の幅も広がっていきました。
お客様の全体像をケアしていくために
井ノ口: お店のサービスについて、強みや他のお店には無い特徴などがあればお聞かせ頂きたいです。
松崎さん: サービスの特徴としては、マッサージがメインではないということですね。まずはオールハンドのリラクゼーションから始まって、しっかり足のつま先から頭のてっぺんまでくまなく見ていきます。そして、お客様の状態をしっかり把握したあと、生活面や食生活のセルフケアを教えるという形を取っています。
井ノ口: マッサージはあくまで導入で、お客様の全体をケアするという感じなのですね。
松崎さん: 生活スタイルの根本的なことから改善して、頻繁にお店に通わずとも、ある程度のセルフケアができる状態になって頂くようにしています。あとは、体にとって最も良くないのはストレスです。ストレスフルな日常から離れて、リラックスできる場所としてお店に来て頂ければ良いなと思っていますね。
井ノ口: 実際に提供されているコースでおすすめはありますか？
松崎さん: そうですね、こちらで推しているのは水素オイルです。水素は最も小さい原子なので気化しやすいという特徴があります。たとえば、ペットボトルで売られている水素水なんかは容器を通り越して気化しているので、効果が薄いという話もよく聞きますよね。ここで扱っている水素オイルは、特殊な技術で水素が気化しないように作られているんです。
井ノ口: 水素オイルというものがあるんですね。
松崎さん: 主体となるオイルにもこだわっていて、天然の植物オイルを使用しています。それで全身のケアをした後に、サウナに入って頂きます。
井ノ口: サウナの設備があるんですね。
松崎さん: はい、サウナに入りながらデトックスを高めていき、内側からもスッキリすることができます。それから、カウンセリングにもかなり時間を取っていますので、新規の方だと初日は3時間以上もかかったりします。
井ノ口: 1人のお客様にそこまでの時間をかけるんですね。最初は高級なエステなのかなと思っていましたが、そのお話を聞いて納得しました。
本物のマッサージを提供するために大切なこと
井ノ口: 最後に、松崎さんの今後の目標や将来の夢についてお聞かせ頂きたいです。
松崎さん: 今まで磨いてきた技術やスキルをできるだけ教えていきたいと思っています。私の経営理念としては、まずセラピスト自身がメンタル的にもフィジカル的にも健康でなければならないと思います。今、エステ業界でも、低い単価で数を増やそうとするところが多くて、セラピストが疲弊してしまっている状況が多々あります。でも、癒す側がそんな状態では、癒せるものも癒せないですよね。
井ノ口: 確かに、マッサージに行った先で疲れたスタッフが出てきたら、あなたが休んでくださいと思ってしまいますよね。
松崎さん: ですよね。お客様を癒したいなら、まずは自分からなんですよ。そのためには余裕を持てる仕事環境を作るべきであるし、施術の量より質を追求するべきなんです。私はAIがどれだけ進歩しても、人の手に変わるものはないと思っています。そこで、技術を教えることができるのも、やはり人間だけなんです。私の考えに興味を持ってくれて、本物のマッサージができる人材を育てていきたいです。そうすることで、お客様も本物を体験することができますよね。本物を提供できることが、この業界自体を支えていくことにも繋がるとお思います。
井ノ口: とても素敵なビジョンをお持ちなのですね。ぜひ、本物の技を伝えていってほしいと思いました。大変、興味深いお話をありがとうございます！
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