しっかり問診、しっかり説明、納得のいく施術を | 谷汲整骨院 仲井さまインタビュー

こんにちは！ライターの井ノ口です！

今回は谷汲整骨院　仲井さんの開業秘話に迫ります！現在の治療方法に至るまでの苦労や、普段は話しにくいぶっちゃけ話なども全て聞いてきちゃいました！ぜひ最後まで読んでくれると嬉しいです！

井ノ口: 本日はよろしくお願いします！

ライフスタイルを変えたかった

井ノ口: 最初に、この道に興味を持たれたキッカケからお伺いしたいと思います。

仲井さん: 私自身、免許を取ってこの業界に入ったのが40歳過ぎと遅かったんです。それまではまったく違った仕事をしていました。田舎から2時間くらいかけて会社まで通勤をしていたんですが、通勤しなくても暮らしていける方法は無いかなと考えていました。ちょうどそこで早期退職者を募るという話が出たので、老後のことも考えた上で、ここで退職金をもらって生活スタイルを変えようかなと思いました。

井ノ口: 脱サラを決めたわけですね？

仲井さん: はい、でも当時はこの業界のことをまったく知らなかったんです。ただ、自分の父親がこのような感じの仕事をしていたので、進んでみたという感じですね。高い志があったわけではなく、歳も歳だったので、田舎で安定して生きていくために手に職をつけたというのが始まりです。

嬉しかった出来事

井ノ口: 患者さんに言われて嬉しかった言葉などはありますか。

仲井さん: まず、今住んでいるところが田舎なので街の中の医院のように、いろんな方が流動的にいらっしゃる環境ではありません。いろんな所に行って、結果的に紹介でここに辿り着くという方が多いんです。そうなると、他では治らなかったものを治すということになって感謝されますね。「ここに来てやっと治った」と言われると嬉しいです。

とにかく問診が大切

井ノ口: 仲井さんの施術の強みや、特徴などを教えて頂けますでしょうか？

仲井さん: 病院で治らなかった症状を治します、ということですかね。病院で診断される症状を鵜呑みにしてしまうと、全く症状が改善されないということがあるんです。どこに行っても治らないという患者さんがたくさんいるのはそのせいですね。私は患者さんに対する問診が最も大事だと思っていて、そこをちゃんとやっている医院は少ないんですよ。問診、触診、視診、そして診断という基本的なことなんですが、これをしっかり行うということですね。

井ノ口: 確かに、病院の数はたくさんあるのに、どこに行っても治らないという方がいらっしゃるのはなぜだろうと思っていました。問診が不十分で、患者さんの状態とお医者さんの診断が合っていないということなんですね。

仲井さん: 適切な施術を行うためには、その患者さんのできるだけ全てを知ることが必要なんです。過去にした病気や手術だとか、どんな薬を服用しているか、生活習慣なども関わってきます。しかし、そのことを自分から伝えてくれる患者さんはいません。腰が痛ければ腰のことだけを伝えてくるのが普通なんです。そこから、患者さんとじっくり話をして、どれだけ情報を拾えるかというのも、施術者の技術の一つだと思います。

井ノ口: 患者さんとの対話が最も重要ということですね。

次なる目標は…「足」

井ノ口: 最後に、将来の目標や展望などのお話をお伺いしたいと思います。

仲井さん: 近々で考えているのは、足に特化した施術ですね。何にしても体の土台は足なんですが、なかなか病院では解決しないことが多かったり、専門に診ているところも少ないです。外反母趾だけでなく、様々な観点から足を診て、体のあらゆる症状を改善していくという施術を考えています。

井ノ口: 確かに、足に特化した施術というのはあまり耳にしませんね。

仲井さん: はい、しかし例えば今のお子さんなんかは特に足が歪んでいることが多いんです。しかし、そのことに目をつけている施術者は少ないので、新しくホームページを作っているところです。

井ノ口: 足がそこまで体に影響を及ぼしているということは意外でした。新しいホームページを楽しみにしています。貴重なお話をありがとうございました。