整体師の原点とこれからの夢 | 川西AXIS整体院 河相 純也さまインタビュー

こんにちは！ライターの前田です！

今回は河相さんの独立秘話について迫ります！

前田: 本日はよろしくお願いします！

身体のことへの興味から始まった整体師の道

前田: まず初めに、河相さんが体や整体に興味を持ったきっかけから教えていただけますか?

河相さん: そうですね。もともと野球をずっとやっていたんですけど、中学生の時に肘を痛めて整骨院に通っていました。そこでの院長先生が非常に優しく、手技だけで痛めていた肘を治してくれたことが大きなきっかけになっていると思います。

本当に注射や薬、湿布を使わずに腕だけで治してくれたのがすごいと思い、今でも記憶に残っています。

下積みの時代と開業への決意

前田: なるほど、その経験から整体の道に進もうと決めたんですね。そこから資格を取るまでにはどのような過程を経られたんでしょうか?

河相さん: 高校時代は野球に打ち込んでいましたが、先輩へのマッサージを行う機会に、上手だと言われるなど「こういったことが向いているのかも？」と思う経験が多くありました。進路を考える時になって、整骨院の先生から資格が取れる専門学校の話を聞き、そこに進学することを決意しました。

前田: 専門学校時代は大変な思いもあったんじゃないですか?

河相さん: はい、高校までは勉強をしてこなかったので、大変でしたが、スタートはみんな同じ状況のはず！と思い、勉強に打ち込みました。その甲斐もあって学年ではトップの成績を維持することができていましたね。

前田: それはすごいですね！そこからどのように開業へと踏み切っていくのですか？

河相さん: 実は23歳の時に独立開業を経験したのですが、うまくいきませんでした。その時に「整体だけでなく、経営の知識も必要なんだ…」と実感して、そこからは独立も視野に入れて仕事に励むようになりました。10年ほど修行を重ねた頃に、「もう一度挑戦してみよう！」と思い立ち、今の店舗開業に踏み切りました。最初の失敗を活かし、経営の勉強も並行して取り組んだおかげで、今はうまく行っているのだと思っています。

整体院の特徴と強み

前田: 河相さんの施術で特に得意な部分や、こだわりをお聞かせください。

河相さん: 内臓治療がよそにはない得意分野だと思います。お酒の飲み過ぎや食べ過ぎで疲労が溜まった肝臓や腎臓などの内臓の異常が、肩こりや腰痛の原因になることが多いんです。なので検査を非常に重視し、原因の特定に力を入れて、ピンポイントでアプローチできることを強みとしています。

検査では、まず先入観を捨てて0の状態で患者さんの体を見ます。そして筋肉なのか骨なのか、内臓なのかを確認しながら、消去法で原因を絞り込んでいき、確実にアプローチできる部位を探していくことで、患者様に負担や時間をかけることなく痛みの改善が可能になります。

多くのことを経験することで成長できている

前田: たくさん勉強し、経験を積んでいるからこそのアプローチ方法ですね！おそらく様々な経験を経て、現状のアプローチになっていると思うのですが、その中でも一番つらかった経験はありますか?

河相さん: やはり結果が出ず、治せなかった時ですね。患者さんの時間とお金を使わせながら、変化がなかったことは本当に申し訳なく、自分の力不足を痛感しました。

ですが、そういう失敗体験があるから、さらに知識と技術を高める原動力にもなっています。申し訳ないと思いつつも、その気持ちを力にして常に成長することを心に決めています。

整体師として嬉しかった経験

前田: なるほど。一方で、一番嬉しかった出来事はありますか?

河相さん: 有名な先生のところを転々とした患者さんから「今までで一番よかった」と言われた時がすごく嬉しかったですね。

また、「パニック障害で電車に乗れなかった」といったような重い症状の方が、通院を重ねるうちに薬なしで電車に乗れるようになったといったようなお話を聞かせていただけると、「この仕事をやっていてよかったな」と嬉しく思いますね。

今後の目標について

前田: 最後に河相さんの今後の目標や野心をお聞かせください。

河相さん: 一番やりたいことは、セミナーを開いて後進の育成をすることです。自分は27歳の時に出会った先生のおかげで治療の楽しさや面白さが分かり、成長することができました。この経験をもっと多くの人に伝えていきたいと思っています。

僕自身は充分楽しめる環境にいますが、マニュアル通りに治療するだけでやりがいを感じられていない人も多いと思います。そういう人たちに私の知識や経験を伝え、仕事の醍醐味を知ってもらえたらと考えています。

前田: これは今後の河相さんの活躍が楽しみになりますね！本日は貴重なお話をありがとうございました。これからの活躍を心よりお祈り申し上げます。

河相さん: こちらこそ、ありがとうございました。